特別養護老人ホームエリザベート成城では入居者さま（100名）の健康管理として、連携病院から週２回それぞれ１名ずつ内科の医師が回診に来られています。当施設は医療施設ではないので、レントゲンのような画像検査はできませんが、回診時に看護職員が医師に状態報告をし、血液検査やお薬の処方などを行ないます。急に体調を崩したときや検査受診が必要なときは、医師に診療情報提供書を書いていただいて速やかに病院受診できるよう対応させていただきます。午後の回診時には毎回眠ってしまって先生と話す機会が少ない入居者さまの様子を、看護職員が「普段はしっかり目を開けてごはんをモリモリ食べています」などと伝えると、担当の先生が驚かれるときもあります。また、あまり自分からお話ししない入居者さまも「内科の診察ですよ」と声をかけると、先生の質問に姿勢を正して「はい、変わりありません！」としっかり返答される方もいらっしゃいます。入居者のみなさまが今の健康状態を維持し、住み慣れたホームでお元気でお過ごしいただけるよう日々対応させていただいています。