9月20日に、世田谷区福祉人材育成・研修センターで行われた「介護を学ぼう！入門的研修」において、エリザベート成城の4名の職員が講師を務めました。

26名の区民の方を前に、午前中は「基本的な介護の方法」というテーマについて介護職員が、午後は「障害の理解」というテーマで、看護職員と機能訓練指導員が講義と実技を行いました。実技では普通型車椅子・チルト型車椅子の操作や、スライディングシートを利用しての「持ち上げない」移乗方法等を実際に試していただきました。また、研修センターがお持ちの、高齢者疑似体験セットを使って、麻痺状態にあると歩行やお箸の使用などがいかに困難かということも体験していただきました。

参加者の中には、実際にご家族の介護をしている方もいらっしゃいましたが、ほとんどはこれまで介護との関わりが少ない方達でした。私たちが普段何気なく使用している物や行動が、とても新鮮に映っているご様子でした。介護への関心を深めていただくお手伝いになれば幸いです。

参加者の皆様、福祉人材育成・研修センターの皆様、ありがとうございました。