「感謝の気持ちを伝えることのできるしあわせ」

私のユニットに編み物が大好きな入居者様がいらっしゃいます。入居された当時は道具を持参されてませんでしたが、エリザベート成城の生活に慣れた頃に100円ショップへ外出し、かぎ編み棒と毛糸を購入されました。その日から編み物を続けられており、職員の家で眠っていた毛糸なども譲り受け、編み物を楽しまれていました。

ある年の冬、「夜勤の時寒いでしょ?これ使って。いつもお世話になってるからさ。これぐらいしかできないけど。」と大きなブランケットを編んでくだりました。それからというもの、「パソコンの前の椅子にこれ敷くといいよ。暖かいよ。」と座布団を編んでくださったり、他のユニットへ移動になる職員に「今までありがとう。」とブランケットをプレゼントされたり、いつも会話をされていた他の入居者様にプレゼントしたりされていました。

そういった出来事を見ていて優しい気持ちになると同時に、「あの棒と毛糸があればこんな素敵なプレゼントができて感謝の気持ちをを伝える事ができるのか!」と思い、私もチャレンジしてみることにしました。一緒に100円ショップに行き、必要な道具を教えていただき、最初の作り目の作り方も教えていただきました。その後はYouTubeを見たり本を買ったりして夢中で練習しました。気が付けば家事の合間はすべて編み物してました(笑)。技術も増え、大切な友人たちに感謝の気持ちに添えてプレゼントもできるようになりました。いつか孫のブランケットを編むことが夢です(息子が結婚できるかわかりませんが、笑)。教えてくださった入居者様は「はまったね(笑)。」と笑っています。

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